産後の悪露はいつまで続く??

悪露とは・・・・

出産したあと子宮からおりてくる、胎盤がはがれたあとの分泌物や血液のことです。

人によってはかなり量も多く、1日に2度も3度もナプキンを変えないといけないこともあります。
なかなかすっきりせず大変に思う人も多いですが、これは子宮が妊娠前の状態に戻ろうと働いている証拠でとても大切な過程です。
特に産後3日目までは量が多く、血液の割合も多いので鮮血に近い赤色をしています。
その後一週間くらいたつと、だんだん量が減り始め、色も赤から茶色に変わってきます。
さらに黄色から白色へ変わっていき、産後1か月たつころにはほぼ止まります。

この期間は出産したばかりで体力も落ちており、免疫力も下がりがちなうえ、授乳中で薬も飲めないので病気は禁物です。

雑菌が入らないよう、たとえ悪露の量は少なくても生理用ナプキンをマメに交換して、清潔さを保ちましょう。

また授乳は、赤ちゃんが乳首を吸うことで子宮の収縮が促されるので、早く悪露を終わらせることにつながります。
母体のためにも赤ちゃんのためにもぜひ毎日母乳をあげてください。

もしも産後10日以上悪露の中に赤い血が見られるようなら、子宮の戻りが遅いか、胎盤の一部が子宮に残ったままになっている恐れがあります。
また悪露の量が増えたり、悪寒がしたり、発熱したりと異常な症状が出た場合はすぐにかかりつけの医師に相談してください。

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